シソの香水!?~BUNIB by ENRICO GI
2006年 03月 12日
まずシトラスの爽やかな香りから始まり、次に透明感のある青を感じ、若干のスパイシーさと甘さの奥行きが加わって、メンズフレグランスらしいウッディーノートに繋がります。
仲良しの整体師さんとシソの精油の話をしていた中で、彼が見せてくれた香水です。
私が感じた「青」は北海道のシソですって!
え~~!?だって作者はイタリアの方でしょ?なのにシソ、ですか?
調香したENRICO GI氏はミラノコレクションにも参加していた、毛皮デザイナー。シンプルでシャープな洗練されたボトルやパッケージデザインまで行ったそう。そしてこの作品のみならず、彼が手がけたフレグランスは天然香料の含有率が非常に高いのが特徴。それなのに、単調にならずに繊細なバランスを醸し出しているその香水に、しばし言葉をなくしました。
フレグランスのプロフィールなどを見てみると「和」とか「日本男児」とか「着物などの形式美」が表現に隠されているとありますが、私にとってはその凛とした香りは、スーツがきちんと似合う男性のイメージに他ならないのですが・・・。また一つ、意外性のある香水に出逢いました。
さて、話は元に戻ってシソの精油ですが、香りはまさに青じそそのもの。かいでいるうちに、食べたくなってきてしまいました(苦笑)。でも食材を買って帰る時間がなかったので仕方なく、お夕飯にゆかりご飯を作りました♪
なんだか書き出しと終わりの雰囲気が全然違ってしまいました(笑)が、おしまい。
by greendoormeg
| 2006-03-12 21:35
| フレグランス